新たなフランチャイズ本部構築
2010/2/3 (水) 23:12:58
適当にはじめると後が大変です。
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現在のフランチャイズ本部ははっきり言って儲けづらいと思います。
ただし、先人が行ってきたフランチャイズ本部の問題点をしっかり踏まえて構築出来れば他人資本をつかって大きなビジネスを短期間で構築出来ます。そこがフランチャイズ本部をつくるメリットだと思います。
ここでは、そんな考えや私が今までのフランチャイズ本部のサポートをしてきた経験も踏まえてお伝え出来ればと思います。
一番、おさえていないといけないのは
「単一の経営体でも儲けるのが難しい時代なのに、更にそこから利益をもらって行くのがフランチャイズの本部」
だと言う点です。
ここを知らないで適当に行ってしまうと、
「収入のないフランチャイズ本部」
になってしまいます。ですから基本的にはフランチャイズ企業の破綻は本部は潰れても店舗は残るケースが殆どです。中には本部だけがM&Aをして屋号が変わる場合もありますが本部にいかに金を加盟店に支払ってもらえるかのしくみをしっかりつくらないといけない訳です。
私は5つのテーマからフランチャイズの本部の構築を考えます。
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■加盟者の推定をする/
多くのフランチャイズの本部は大きく2つにわかれています。1つは企業系です。つまり殆どの加盟者が法人です。本部は加盟者にある程度の財力を求め、経営力も求める形をとっているようです。
もう1つは個人系です。その業界の経験者もいますが、全くの素人もいます。本部は加盟者に数を求めています。つまり誰でも参加出来る仕組みをつくって行きます。1店舗をみると小額なロイヤリティでも数によって補って行きます。
中間系のフランチャイズ本部もありますが、基本は二種類です。どちらかに決定できないと本部の作り方や必要な人材が具現化出来ません。
加盟者を推定した本部構築が望まれます。
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■加盟店からどのような金銭フローを組むか/
様々な加盟店からの収入のフローはあります。業態や売上規模によって異なります。
・加盟金
・屋号使用料
・ロイヤリティ(売上対比、利益対比)
・電算システム料金
・指導料
・食材費納入からの差益
・オリジナル広告、チラシ納入からの差益
本部の収入源は様々ですが設定する際に気をつけるポイントは
「徴収が出来なくなる可能性を推定しておく事です」
例えば、「ロイヤリティは売上の3%」と設定した場合に加盟店がロイヤリティを支払えるか?とか、ある宅配寿司のチェーンでは食材に上乗せしていたのですが、実際は個々の加盟店の地場の海鮮の卸や販売所の方が安くて、皆移行して本部が破綻したケースもあります。他にも様々ですが基本的には法律や契約書でしばっても金銭の問題に関しては履行出来ない事も多くあり、本部自体の売上をどうつくっていくかを考える事で、その本部が何年存続出来るか決まる位大事なテーマです。
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■店舗の経営デザインをどう構築するか?/
基本的には店舗の経営デザインをつくるには「予算」を見る事が重要でしょう。つまり
「その店をつくったらいくらかかるか?」
と言う事です。
本部に支払う費用も合わせて、その店舗がいくらで出店出来るか?と言う事です。これは難しいのですが投下資本が高ければ高いほど「格好の良い店舗」はつくれます。ただし、それに対して儲かるかは別の話です。
実際には加盟はひとつの投資ですから、
「店舗の利益シュミレーション」が非常に重要な仕事になってくるはずです。店舗の経営デザイン構築は必ず利益のシュミレーションありきで行わないと失敗するはずです。
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■営業活動を考える/
加盟店営業に関しては大きく3つあります。
1つ目は、直接営業です。企業などに直接アポをとって営業をする方法です。
2つ目は、インターネット、専門誌媒体による募集広告
3つ目は、「口コミ」でしょうか?
3つ目の口コミはフランチャイズチェーンに特徴的な内容です。つまり、加盟店に加入した人が「このチェーンに加盟して良かった」と言う「口コミ」です。
この口コミは物凄い威力です。フランチャイズチェーンの難しい点は「お客様であり、身内」と言う事でしょう。このスタンスがあまり重要視出来ない時は、ある一定期間だけ本部をすると言う考えの方が無難でしょう。
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■出店条件を考えた募集行動
どうしても募集活動を行って加盟してくれる方がいるのは嬉しい事です。しかし、「明らかに売れない地域、商圏」や「商圏が加盟者同士で競合してしまう」など全てにオッケーを出して行くのは、その場は良くても1年、2年と継続して行くと問題が大きくなって行きます。ですから、このような事を考えて
「どのようなマーケットに全国展開した時に何店舗程度出店出来るかを決めておく事が重要です。」
もう1つは規模設定も必要です。中には地方に10店舗程度の加盟店を構えて立派に経営している本部もありますし、最近では国内のパワーは低くても海外では影響力を持って行っているフランチャイズチェーンもあります。
特に飲食店経営素人が経営する形をとったチェーンでは「スーパーバイザー」や「加盟店指導者」のような方が店舗のチェックや経営のアドバイスをしないと店舗のレベルは下がります。
店舗のレベルが低いと言う事は加盟店営業して行く中では非常に不利になる訳です。加盟店の一号店が東京、二号店が鹿児島ではスーパーバイジングに使う時間にムダが出る訳です。
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<最後に>
フランチャイズチェーンの本部構築はフランチャイズチェーンに適った店舗をつくる事が初めの取り組みになります。加盟店も儲かるし、本部も儲かる店舗をつくって行く事が望まれるはずです。
今まで述べてきた事は基本的に頭では分かる事だと思います。しかし、具体的に構築して行くのは「とりあえずやって行こう」のレベルでは済みません。
こんなフランチャイズ本部がありました。気をつけて下さい。
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■店舗数が直営、フランチャイズで50店舗、本部のスタッフ50人
■モデルケースを利用した営業で加盟させて、実施が見込みを大きく下回り賠償請求多発。殆ど敗訴。
■中途半端な規模にとどまり、結局あまり利が稼げないのに負担だけが多くなった本部
■加盟店に経営を任せすぎてブランド力が衰退して行ったチェーン。
■あまりにも契約が浅すぎて、店舗ごとに経営デザインが異なって行ったチェーン。
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他にも様々ありますが加盟店を営業して行く前に「計画」を立てないと上記のような事はおきるはずです。今まで書いてきた内容についてのサポートをリトルライオンでは行えますのでご相談下さい。
また、フランチャイズ化したい店舗の診断等も行っていますのでご相談下さい。
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